3/04/2014

この仕事を選択した自分を受け止められなくなる時。

呼吸器疾患で入院していた患者さん。
とても素敵な方でした。
毎日仕事のことを心配し早く退院したいとこぼしていました。
退院前に外出を繰り返し仕事に通う予定でした。
筋力が落ちたからと、ひとり階段昇降をしていました。
階段は辛いねぇ。
シャワーは体力使うねぇ。
息切れがひどいよ。
そんなことを言いながらも、笑顔な方でした。
まさかこんなに早く彼の最期がくるとは思いませんでした。
前日、前々日担当していた私は前日の彼が気になって仕方なく。
何か胸騒ぎがしていました。
仕事の最後に挨拶にいった時もどこか心配で仕方なく。
よくなったのにねぇ、仕事に行けるのを楽しみにしていたのに。
そんな弱気な彼に、何を言うべきかわからなくなり。
今日はこんなに天気が悪いから調子が悪くなるのも仕方ないよ。
明日は今日よりよくなるよ。
もうその言葉は私自身に言い聞かせた言葉でありました。

同僚から連絡がきました。
夕方急変したと。
そして逝ってしまったと。

こういう悲しい瞬間はどんなにこの仕事をしていても慣れることはなく。
あの笑顔が過っては悲しくなり。
そして、この仕事を選択した自分を受け止められなくなる時でもあるのです。


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