8/10/2012

時間とは Ⅰ


相棒が節目の歳を迎える場所に選んだのは、山口県のとある島である。
一日一組限定のその宿は驚くほどまったりとした宿である。
この宿に長いこと滞在してしまったら、日本にいながらにして時差ボケに陥るのではないかと思う位である。 時計の針は確実に進んでいるのであろう。けれども、時間は意識しなくては感じられない。

隣のキッチンから、包丁の音がふっと聞こえてくるときがある。 そんな時、あっ私達の他に人がいたんだと、思い出すのである。それ位静かな場所である。

次の滞在時は、映画「しあわせのパン」で知った、矢野顕子と忌野清志郎の「ひとつだけ」を小さな音で流しながら海をみたいなと、そう思ったのである。

0 件のコメント: