6/13/2012

恋、旅、トランク、シネマ。



純文学が好きで、胡蝶蘭が好きなおじちゃまに天からのお迎えが近づいている。
辛いよ。助けてよ。死んじゃうよ。もう何もしないでよ、家に帰りたいよ。
その言葉を最後に、話すことができない状態となった。
夜中の間中、苦痛な顔で横たわるおじちゃまをみていて悲しくなった。

帰宅するとPOSTにアメリカの風が吹き込まれていた。
昨日はギリシャの風が吹き込まれていた。

異国で書いたair mailの数々を思い出し、旅を思い出した。
記憶は曖昧なことも多い。
けれども、友人からのair mailをみて思い出す。

ギリシャのサントリーニ島で日本では絶対着ないような水着をきて、浮かんだ日々。
アメリカのとある空港で南米で購入した大事な手作りの鳥を探して、空港中をたらいまわしにされたこと。

いろんなことを思い出す。
なんとなく映画をみたくなった。
なんとなくみた映画はライト過ぎたかもしれないけど、今の私にはちょうどいいものであった。

トランクを無くした男と、間違ってそのトランクを手にした女の話。
彼はアメリカ人、彼女はフランス人。

フランス映画はあまり観ない。でも一番好きな映画は?と聞かれたらやっぱり「Amelie」と即答すると思う。  アメリカ映画もあまり観ない。 でも、このアメリカとフランスのハーフのような映画は面白かった。そう、単純に面白かった。

日常で、電車のマナーにイライラする自分によく出会う。そして疲れる。気にしなければいいのに目がいってしまう。  でも、異国の旅では違うのだ。  Bangkokの中央駅のホームの真ん中にシートをひいて家族全員で団欒をしていてもいいのだ。 それが新鮮で、それが楽しい。  旅は私の価値観を大きく覆すことの連続である。でもそれも心地よい。それが旅の醍醐味である。 電車のマナーにイライラしない自分にそろそろ会いたいと・・・・。



0 件のコメント: