10/14/2010

大阪の旅 Ⅰ


関東人とか東京人という言葉があることを、離島に住むまで知らなかった。今では友人である彼女に初対面で言われた言葉に衝撃をうけ、そしてこの言葉を知った。

「関東人、特に東京人って嫌いである。特に標準語を話すのが嫌いなのだ。」そんなことを、関西訛りで激しく言われたのである。今考えると、初対面でそんなことを言うなんて失礼な話であるが、その時はあまりにも驚いて、「そうなんだ、ごめんね。」と言ってしまった記憶がある。

日本人であると意識をしたことはあっても東京人と意識したことはなかった。方言を羨ましく思ったことはあっても、標準語を意識したことも自分が標準語を話していると意識したこともなかった。

それ以来、どこかで関西に対して一歩下がってしまう自分がいた。けれども、気付けば私の周囲で濃い関係を続けている人達の大半が西の人である。それでも、西に行くことはなかった。一度だけ和歌山の友人に大阪に連れていってもらったことがあるが、異国の地に行くよりも緊張をした覚えがある。

そんな私が友人にライブのチケットがとれたから行かないかと誘われた。その会場が大阪であったのだ。

彼女と待ち合わせたのは、最寄り駅「難波」 純喫茶 アメリカン である。  初めて、ひとりで大阪に行くことになったのである。

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