3/27/2010

東洋人。


Asia圏ではないところを旅すると、なんだか東洋人に目がいく。なんとなく、仲間意識ができるのか?よくわからないが、日本のパスポートを持っていたり、地球の○○方を持っていたり、日本語が聞こえてくると意味もなく嬉しくなったりする。だからって、声をかけたりするわけではないのだが。近くにいるという事実が一人旅ではなぜか安心感に繋がったりするのである。けれども、私が日本人に逢う率は低いように思う。それは日本人宿が苦手であるからかもしれない。確かに日本人宿に泊まったメヒコのシティやサンクリでは当たり前ではあるが日本人しかいないので、日本人に沢山逢ったし素敵な友人もできた。けれどもそれ以外で逢う事はあまりない。


マドリードに到着したのは、10日の23時である。私は急いでいた。なぜなら、泊まろうと思っていた宿が無料のシャトルバスをだしていたのだが、0時までに電話をしなくては迎えにきてくれないからだ。それなのに税関の前は長蛇の列。やっと順番が回ってくると思ったら、突如私の前に入国書とパスポートももった東洋人のおばちゃまが立ちはだかった。えっ・・・と思う暇もなく彼女は私の母国語ではない言葉で激しく話し出した。全くなにを言っているのかわからず、日本語で「あの・・なんですか?」と言うと、更に彼女は激しく話し出した。なんとなくわかったのは、私に入国書を書いてほしいということであった。強引にパスポートと入国書を握らされ、後は何も言わず私の顔をみて笑顔である。仕方ない・・・なぜか税関はもう目の前であるのに彼女の入国書を書くはめになったのである。彼女は「謝謝」と、唯一私が知る中国語を最後に言い、これまたなぜか私より先に税関を通過していったのである。



帰国のため空港に到着。案の定、アエロフロートのカウンターは開いていなかったため、その前で待つことにした。すると、東洋人のカップルがやってきた。彼らは、まずスーツケースを床に置き何やら広げ始めた。どうやら荷物整理をしているらしい。そして最後に登場したのがAIR枕である。つけたことはないが、よく飛行機内で首に巻きつけて眠っている人をみかけることはある。なぜか彼らはそれをふくらまし、まだチケットを発行し搭乗するまで3時間以上もあるのに首に巻きつけている。そしてなぜか、私のほうに突進してきたのである。そして、私の前で止まるとまたもや私の母国語ではない言葉で激しく話し始めた。何分位続いただろうか、私が首をかしげるとOKと言い自分達の荷物の元に戻っていった。なんだったのかさっぱりわからないが、それが韓国語であったことだけは確かである。


モスクワからの飛行機で隣だったのは女の子であった。叶姉妹の妹にそっくりな彼女はとても美しく、同性なのにちょっと落ち着かない。少し会話をもってみた。彼女は24歳銀行勤務、3姉妹の末っ子であり、今回は連休と有給を使い、ウィーンに3泊5日の一人旅であったとのこと。本当は昨日帰国予定が、オーストリア航空、成田直行便が17人もオーバブッキングをしてしまい急遽、この便になったと・・・これまた顔によく似合う可愛らしい声で話すのである。こんなに可愛いのに一人旅なんて危険だなぁと思いつつ、まさか宿は・・・と心配になって聞いてみるとシングルのホテルに泊まっていたとのこと。彼女には私が泊まるような男女混合のドミトリーなんて危険すぎる。


そんな話を旅の友人に帰国報告を兼ねて話すと、ひと言「私が旅に出るときは、安いドミトリーに泊まるのを止めたりしたこと、一度だってないよね・笑」と言われた。「だって、あの子可愛すぎるのよ。」


よくわからないが、あんなに可愛い子も旅をするんだとわけのわからないことを思い、そして友人に聞いてみた。「なんで、あんなに可愛いのにカウンターではなく内勤なんだろうか。」と。「それは、そのカウンターだけ混雑しちゃうからよ。」


旅の最後に逢った東洋人は、お人形さんみたいに可愛い女の子でした。


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