3/25/2010

セルビア人とナイジェリア人とのトランジットでの出来事、Ⅰ

今回はアエロフロートで旅をした。理由はそれ以外の選択肢はなかったから。初めてヨーロッパの旅にでた時もアエロフロートであった。その時の理由は確か、一番格安だったからだと思う。宿に行くとオレンジにロシア語でアエロフロートと青字で書かれたブランケットや枕を愛用している人を沢山見かけた。今はグレーとオレンジのタータンチェックのブランケットである。そして、機内放送で飛行機外への持ち出しは固く禁じていると放送まではいる。きっと、相当なくなっていたのだろう。想像は容易につくが。

もうかれこれ4回目の搭乗である。だいぶ、モスクワでのトランジットにも慣れてきた。というか諦めがついてきた。初めてのトランジットの時は怖くて仕方なかった。薄暗い空港内をなぜか切れ気味の空港職員に、ロシア語でまくし立てられる。言葉の壁はあっても、怒っているか否かは理解できる。彼らはいつだって何かに怒っていた。

モスクワはヨーロッパの拠点であるし、ハノイやバンコク、成田、上海にも飛んでいる。そしてどの便もトランジットの時間が短い。定刻通りに到着したとしても2時間をきる。そして大概は定刻通りには到着しない。ということは、その時間は更に短縮されていく。今回も裏切ることなく大幅な遅れにより搭乗時間まで後15分しかないという事態である。

毎回のことであろうその事態は私の知る限り改善されていない。屋台のようなカウンターに物凄い数のトランジットをする人が押し寄せる。そして、皆に共通するのはとても急いでいるということ。初めてそれを経験する人はとりあえず空港職員にチケットを見せこう言う。「搭乗時間まで時間がない。急いでいるのだから早くしてくれ。」 無論彼らはそんなことは大したことではない。なんせ5つ位あるカウンターに人がいるのはせいぜい2人。大抵は1人であり、なぜか傍らでひとりは傍観し、たまにロシア語で怒る。私も初めての時は皆と同じ行動をとった。そして物凄く怒られた・・・ような気がする。なんせロシア語だから事実はわからない。そして、しまいには問題ないと言われ、その数分後には「急げ、走れ」と言われた。だから、もうおとなしく並ぶことにしたのだ。たとえそれで乗り遅れてもその時に考えることにした。

・・・ということで、まぁ心穏やかに並んでいるとセルビア人のおばあちゃまとナイジェリア人の男性に声をかけられたのである。

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