2/02/2010

無力だと感じる。

親になったことがないからわからないのか。親になればわかるのか。仮に私が親になったとしてもわからないような気がする。

高校受験を控えた子が入院してきた。親に何ヶ所も刺されて。命に別状はないが、複雑である。

歳の割りに幼く、甘えた口調で話す彼女には、何か深い悲しみのようなものがあるような気がしてならない。病室でひとりで警察の事情聴取と現場検証を受けていた時の怯えた顔と震えた声が今でも頭から離れない。

これからの長い人生を歩んでいく上で、あまりにも辛い記憶のひとつが刻まれてしまった彼女に対して何もしてあげることはできない。私ができることは彼女の存在は胸に刻んでおくことだけ。


この空の下でどれだけの子が布団の中で泣いているのだろうか。怯えているのだろうか。明日がこなければいいと思っているのだろうか。

戦争もテロもない。犯罪も減少傾向。日本は平和な国、、、何か違う気がする。本当の平和は、彼女のような辛い体験をしている子がこれ以上増えないこと、減ること、、、ではないのだろうか。少子化に歯止めをかけていくのも大事なことかもしれない。でも、今ある命を大切にすることはもっと大事なことではないのだろか。小さな命が傷つかないないように、奪われないように、、、、

そういう世の中になりますように。

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