10/18/2009

ベトナム・タイ、ひとり旅 Ⅴ























ひとり旅の時は、必ずドミトリーに泊まる。特に決めているわけではないが、いつもドミトリーに泊まっているように思う。今回もゲストハウスのドミトリーに泊まった。きっとバンコクは探せばドミトリーの値段と同じ位で泊まれるホテルや、それこそ航空券とホテルのセットのほうが格安だったりする。でも私はあえてこのゲストハウスを選択した。2段ベットがふたつ置かれた4人部屋の鍵をもらった。私のベットは2階。下には香港人、隣のベットの人は寝顔しかみることはなかったが、欧米人かなぁ?   シャワーは私の苦手なヘッド固定タイプであるが、お湯もでるし水の勢いも水圧もまずまず。清潔な印象であり、スタッフも感じがいい。少々値段は高いが、これ位で1200円位はいいかなぁと思う。今の私に、この都市にある、バックパッカーの安宿メッカに足を運ぶ元気はない・・・。 

宿の選び方やお金の使い方に、20代の旅と30代の旅の違いを感じる。こうやって私の旅は、時計の針を少しづつ遅くしながらゆっくりと歩き、続いていくのだろう。急ぐ必要などどこにもなかったのである。否、あの時はその必要があったのかもしれない。不思議なことに、歳を重ねるにつれて、先は長く続いているように思うのだ。現実には短くなっているはずの道なのに。だからゆっくりと歩けるのかもしれないし、歩くしかないのかもしれない。


昼間の散歩から戻ると皆の溜まり場の隅のソファで本を読む。スタッフの声や絶えず誰かが出入りするドアの開閉の音をBGMにして。夜は、部屋に人がいる安心感から深い眠りにつく。 ひとり旅の旅人が集まるドミトリーが好きである。


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