9/21/2009

インフルエンザ大流行。

月に数回勤務する、夜間小児救急外来。昨日は久々の勤務であった。インフルエンザ報道にて多少の覚悟はしていたものの、さすがにここまでとは予想していなかった。

外来の窓口は長蛇の列。待合室はマスクの子供とその親でごったがえし、診察室は膨大なカルテの山である。22時からの勤務であったが、そこにあったカルテは昼間の分。患者は何時間もひたすら診察を待っている状態である。

成人と違い子供は大変である。吸入をするだけでも泣き叫ぶ。吸入中ひとりの看護師がそこにとられてしまう。そして夜間のため、インフルエンザの簡易検査も私たちの仕事である。小児科医2人、看護師2人で真夜中の外来を回す。100人以上の患者をさばくのは至難の業である。

一向に減らない・・・むしろ増えていくカルテに軽い眩暈が生じてくる。全てが悪循環である。待たされてイライラの限界にきている親と、辛い子供。更に夜中で眠さもある。スタッフも疲れきっており、普段はすんなりいくことさえいかない現状にため息。

それでも、目の前の患者を投げ出すわけにはいかずひたすら回す。嘔吐・痙攣・喘息発作・意識障害・・・とにかくありとあらゆる子供がくる。新型インフルエンザの患者も後を絶たない。簡易検査のキットのAの欄にくっきりと線がでる状況をどれくらいみたのだろうか。なんだか、感覚も麻痺してくる。

インフルエンザAと診断された場合、市に報告書をだす義務がある。その紙をどれだけだしただろうか。もう数え切れない位である。

このままいくと、連日の報道のようにタミフルやリレンザがなくなるだけではなく、検査キットがなくなる日もくるのではないかと・・・・不安になる。

とにかく、手洗い・うがい、そして栄養と睡眠、休養が第一である。このままではインフルエンザが世界の人口を揺るがしかねないと、、、

誰一人、休憩することもトイレにいくことすらままならない状況で朝をむかえた。最後の診察が終わった時、外は明るかった・・・・。

家路に着き、意識なく眠りにつき今目覚めたが疲労が体を蝕んでいる状況はひとつも改善されていない。

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