7/16/2009

アイス。

アルゼンチン アイス屋



暑かったあの日。私は確かにこのお店でアイスを食べていた。今後のことなんてひとつも決まっていないのに、帰国後のことなんてどこかに放り投げ、アイスを食べている自分を楽しんだ。暑いから、そこに美味しいアイス屋さんがあるから、だから私は毎日アイスを食べた。美味しかった。その事実に満足であった。それで充分であった。

でも、アイスが美味しかったのも全てが楽しかったのも全ては現実を直視することをやめていたからなのかもしれない。現実はアイスのように甘くもなく、暑さで溶けてしまうこともない。私はアイスのように生きられない。だから、アイスを食べている自分にどこか優しさを持ちたかったのかもしれない。

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