7/08/2009

詩。

以前、谷川俊太郎の詩をブログに載せた。たしか、アメリⅡだったと思うが。友人からメールがきた。あの素敵な詩を今度朗読会で朗読したいとのこと。久々に実家に戻り彼の詩集を紐といてみようと、そう思った。

うたがうことばかりしっていて
しんじることをしらなかった

きずつくまいとして
あいするものからめをそらし
かぎりないそらをみて
かぜにゆれるきぎをみて

おおむかしをゆめみて
かえることのできるほらあなをさがした

だがいつもはあっというまに
きょうは明日となり
明日はきのうになり

あたらしくうまれてくるものたちだけが
つかのまてんしのすがたして
みえないつばさではばたき
こころのくらやみをふきちらした





大人になりたかった。でも実際大人になると嬉しさより寂しさや悲しさのほうが大きく感じる日々。子供の頃は、疑うことも知らなかったし信じることも知らなかった。信じるなんて言葉を使わなくとも、全身で信じていた・・・その意味など全くわからないのに。でもそれでよかったのである。意味とか理由なんて本当は必要ないのかもしれない。自由とは何かと考えることがすでに不自由であるように、信じるとはなにかと考えることがすでに疑いなのかもしれない。大人になった私は、傷つくことをおそれて足踏みすることばかり。

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