3/13/2009

ファーストクラス,

高所恐怖所であり、サグラダファミリアの一番上の高さに仰天して隣の5歳位の女の子が泣くように私も泣いてしまった・・・それ位、高い所は苦手である。けれども、飛行機は好きである。飛行機の中はなんだか落ち着くのである。それは、エコノミーで長時間の旅をしていても断言できる。私は飛行機が好きである。

人生はひょんなことから始まるヒストリーがあったりする。今日が雨であったら、晴れの日の今日と同じように時間は経たない。それは今日が晴れであるから起きること。それは、きっと雨であれば起こりうること。人生とはそれくらい危うく、刺激的な時間の集合体である。

私がファーストクラスに乗ることになったのが、わかりやすい例えである。私がなぜ、ファーストクラスに乗れたのか?それは、沢山の偶然が将棋倒しのようになり、そして私の元にたどりついたのである。

いかに安い旅をするかに旅の全てをかけていた。1日以上船のデッキで過ごしたこともある。18人部屋のドミトリーで知らない人に囲まれて眠ったことも多々ある。お湯はでない、水はでたら幸運、そんな宿に連泊していたこともある。無論、飛行機は一番の格安航空券。そんな私が、ビジネスさえ乗ったことのない私がだいぶjumpをして乗ったのが、ファーストクラス。その私にとってこの先、手にすることなどないはずのチケットは、頂きもの。 もう全てが何かの連鎖である。  よく、ドラマで使われるナレーションがある。

「その時は知る由もなかった・・・。」

飛行機の窓をひとりで4枚も5枚も占領したのも、席かと思ったら足置きであったのも、前の乗客も後ろの乗客も、横の乗客さえ離れていて、なんだか美術館に行ったらたまたまその空間はひとりで、絵を独り占めでき嬉しくて仕方ないときのような、そんな気分である。

朝ごはんがこんなに豪華で、menuから選ぶのが大変だったのも、勿論初体験。いつもだったら、聞かれるのは、飲み物だけ。


後ろに下げるのだって気を使い、前の人に思いっきり倒され「カチン・コチン」ときてしまう。それなのに、倒したい放題、誰にも迷惑はかけない。そして、CAに言われて驚いた一言・・・「お布団ひきますね。」。洗面に行き、戻ってくるとそこには布団がひかれていた。その寝心地のよさといったら。このクラスは、空の高級ホテルなんだと気づいた。そういえば、高級ホテル・・・・日本でだって泊まったことない。





ワインはボトルで持ってきてくれる。その銘柄の多さといったら・・・。チーズの盛り合わせの多さと美味しさに、更に仰天する。

飛行機の中に、ここまでの格差社会が存在していたことに驚くが、あの値段には納得がいく。勿論、自分で乗るなんて、一生涯ないだろうが。

中近東に行った時の写真をなんとなく眺めていたらでてきた、人目を気にしてとった飛行機内の写真。それをみて思うこと。


人生とは、予期せぬことが起きるから人生であると。


サルサのママは、双子の娘たちと歳が同じである人と付き合っており、一緒に住んでいる。最近、ママの娘であり、私の先生が結婚した。サルサの生徒さんと。 娘と生徒を結婚させたのはママである。 娘と彼はいい夫婦になると思ったからくっつけたのよ・・と楽しそうにママは言う。ママに聞いた。「そんなに若くて素敵な人をどうやって引き寄せたの?」 ママらしい返答が返ってきた。「自分らしく生きていればいいのよ。」

あの時がいつの時かわからないけれど、あの時は想像できなかった今がここにある。つまりは、今は想像していないことが未来で起きるかもしれないし、起きないかもしれない?友人が今日シンガポールに旅立った。そう、友人たちを思っても想像できない今を深く実感する。

ある哲学者は言う。
「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。」
全ては、運命とかそんなだいそれたものではなく自分にかかっている・・・そう、自分の生き方に。

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